
Snowflakeネイティブアプリ フレームワークで開発したアプリ提供を開始
データクラウドを提供する Snowflake(所在地:東京都渋谷区、社長執行役員:東條 英俊)は本日、株式会社truestar(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 藤 俊久仁、以下truestar)が、 Snowflakeが提供するSnowflake マーケットプレイスにて、Snowflakeネイティブアプリ フレームワークで開発した、逆ジオコーディングアプリの提供を開始したことをお知らせいたします。
従来型のアプリケーションやAPIは、ユーザー側のデータをアプリケーションプロバイダ側に共有、またはプロバイダ側から独自のデータやアルゴリズムを含むアプリケーションをユーザー側に共有する必要がありました。そのためデータのセキュリティやガバナンスの観点から使いたいデータが使えないケースがありました。こうした課題を解決したのが、 Snowflakeが今年6月に発表した革新的なSnowflakeネイティブアプリ フレームワークでした。
Snowflakeネイティブアプリ フレームワークとは
Snowflakeネイティブアプリ フレームワークは、ユーザーのデータが保存されているクラウド環境上で、プロバイダがアプリケーションを簡単かつ安全に共有することができる仕組みです。また、アプリケーションが動作する環境はユーザーの管理下にあるため、ユーザーはニーズに合わせて処理能力を調整することができます。
truestarが無償で提供する逆ジオコーディングアプリとは
逆ジオコーディングとは、緯度と経度による位置情報から住所情報へ変換する処理です。逆ジオコーディングのサービス自体は既に多数の企業・組織から提供されていますが、無料のサービスは商用利用不可や件数制限があるなど利用制約が多いことが課題となっていました。一方従量課金型の有料のサービスは、ビッグデータに適用した場合に膨大な費用と時間がかかっていました。
truestarが今回リリースした逆ジオコーディングアプリは、Prepper Open Data Bank*1で取り扱っている商用二次利用可能なオープンデータを活用して独自に構築し、Snowflakeマーケットプレイス上で無償提供しています。そのためSnowflakeユーザーは処理に必要なコンピュート費用のみで利用が可能です。例えば10万レコードの処理にかかる時間は約10秒で、そのコンピュート費用は1~2円程度と、圧倒的なコストパフォーマンスを示します。
Snowflake マーケットプレイスでは、Snowflakeネイティブアプリが利用でき、現在は100以上のSnowflakeネイティブアプリが開発されています。truestarは、Snowflakeのデータクラウドを構築する主要な企業のひとつで、逆ジオコーディングアプリは、独自のインサイトを提供することでデータから価値を引き出すことを可能にします。
*1 truestarは収集・加工済みオープンデータの無償共有サービス「Prepper Open Data Bank(以下PODB)」を2021年からSnowflakeのマーケットプレイス上で展開しています
Snowflakeについて
Snowflakeは、あらゆる組織がSnowflakeデータクラウドを用いて自らのデータを最大限に活用するのを支援します。多くのユーザー企業がデータクラウドを利用して、サイロ化されたデータの統合、データの発見と安全な共有、データアプリケーションの推進、さらには多様なAI/MLや分析ワークロードの実行を進めています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界の何千社もの企業(2023年7月31日時点で、2023年Forbes Global 2000社(G2K)のうち639社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを全社で幅広いビジネスに活用しています詳しくは、snowflake.comをご覧ください。
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Snowflake株式会社
PR担当 山中
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