※本報道資料は米国スノーフレイク社が11月20日に発表した内容の抄訳です。
AIデータクラウドにおけるシンプルでスケーラブルかつコスト効率に優れた非構造化データの取り込みにより、Snowflakeのプラットフォーム上のデータエンジニアリングが飛躍的に向上
AIデータクラウド企業であるSnowflake(ニューヨーク証券取引所:SNOW)は本日、エンタープライズAI向けマルチモーダルデータパイプラインの構築、管理、監視を迅速に導入する企業であるDatavoloを買収する正式契約に署名したことを発表しました。この買収により、Snowflakeはデータライフサイクルの「ブロンズレイヤー」におけるサービスを深化させ、データエンジニアリングチームが自社のすべてのエンタープライズシステムをSnowflakeの統合プラットフォームに簡単に統合できるようになります。これにより、データをAIやML、アプリや分析のために活用し、AIデータクラウドのスケール、パフォーマンス、組み込みガバナンスを最大限に活用できます。DatavoloとSnowflakeが連携することで、データエンジニアリングのワークロードが簡素化され、他に類を見ないデータの相互運用性と拡張性が実現します。これらは、効果的なエンタープライズ向けAIの構成要素となります。
SnowflakeのCEOであるSridhar Ramaswamyは次のように述べています。
「シンプルさと価値実現までの時間短縮は、Snowflakeの精神の中核です。DatavoloがSnowflakeの傘下に加わることで、Snowflakeが取り込むデータのライフサイクルをさらに拡大し、データの拡張性を犠牲にすることなく、お客様にシンプルさとコスト削減の両方をご提供します。DatavoloのチームがSnowflakeに加わることを大変うれしく思います。Snowflakeは今後、非構造化データと構造化データ、バッチ処理とストリーミングといった、エンタープライズデータに最適なプラットフォームの構築を加速し、オープンソースコミュニティの成功に貢献することに取り組んでいきます」
DatavoloはApache NiFiを活用しています。これはもともと、米国国家安全保障局(NSA)がオープンソースとして公開し、今では1万以上の企業で使用されている安全なデータ処理と配信のためのプロジェクトです。Datavoloはこれを利用して、エンタープライズデータソース間で構造化データと非構造化データのフローを自動化および管理するための単一プラットフォームを提供します。Snowflakeプラットフォームに完全に統合されると、Datavoloは、構造化データと非構造化データ用にSnowflakeが提供するオープンで拡張可能な接続プラットフォームの基盤を形成し、Snowflakeがデータエンジニアリングワークロードの「ブロンズレイヤー」でのサービスをさらに強化できるようにします。ユーザーは、単一用途のポイントツーポイントコネクタの複雑さとメンテナンスの負担を、迅速で柔軟、かつ再利用可能なパイプラインに置き換え、構造化データと非構造化データをクラウドおよびオンプレミスのソースからSnowflakeのAIデータクラウドによりシームレスに移動できるようになります。Bring Your Own Cloud(自分のクラウドの持ち込み)モデルを使用して、フルマネージド接続レイヤーをSnowflake仮想プライベートクラウド(VPC)内とお客様独自のVPC内にシームレスにデプロイできます。
Datavoloの共同創業者兼CEOであり、Apache NiFiの共同開発者であるJoe Witt氏は次のように述べています。
「大規模なデータエンジニアリングには莫大なコストがかかり複雑になる可能性があります。当社の目標は常に、お客様のエクスペリエンスを簡素化し、より早く価値を達成できるようにすることでした。Snowflakeと提携することで、Snowflakeプラットフォームの巨大なスケールと徹底的なシンプルさでお客様をサポートし、最終的にはより多くのユーザーがデータエンジニアリングを活用できるようにします」
Apache NiFiは連邦機関全体で広く使用されており、SnowflakeはDatavoloを買収することで公共部門におけるビジネスを加速することも目指しています。Snowflakeは、買収後もApache NiFiプロジェクトの維持と育成を継続し、オープンスタンダードのサポートを強化し、データの場所にかかわらず、Snowflakeのお客様とNiFiコミュニティの両方に完全な相互運用性を提供する予定です。NiFiユーザーは、Snowflakeの簡単、効率的、信頼できるAI用データファウンデーションに加え、Snowflakeのフルマネージドプラットフォームの統合セキュリティとガバナンスからもメリットを得られます。
将来の見通しに関する記述
このプレスリリースは、SnowflakeによるDatavolo, Inc.(「Datavolo」)の保留中の買収に関するものであり、1933年証券法第27A条(改正)および1934年証券取引法第21E条(改正)の定義に基づき、この買収において予想される利点、および、買収が当社のビジネス、製品、財務結果、その他の当社およびDatavoloの運営に与える影響に関する将来の見通しに関する記述を含んでいます。これらの将来の見通しに関する記述は、既知および未知のリスク、不確実性、前提仮定、その他の要因の影響を受ける可能性があり、実際の結果や成果は、これらの将来の見通しに関する記述で明示または暗示された将来の結果や成果と大きく異なる可能性があります。これらのリスク、不確実性、前提、その他の要因には以下が含まれますが、それに限定されるものではありません。買収の発表がSnowflakeまたはDatavoloが主要な人材を維持し、顧客、ベンダー、開発者、コミュニティメンバー、その他のビジネスパートナーとの関係を維持する能力に与える影響、買収により現在の計画や運営が混乱するリスク、適時にまたは完全に買収を完了する当事者の能力、買収の完了に必要な条件の充足、Datavoloの事業を成功裏に統合するSnowflakeの能力買収に関連する事業戦略を遂行し、期待される利益および相乗効果を実現するSnowflakeおよびDatavoloの能力、および、買収の発表後に競合他社が講じる可能性のある行動への対応を含む、効果的に競争するSnowflakeの能力、これらおよび追加のリスク、不確実性、および実際の成果や結果が本プレスリリースの記述または将来の見通しに関する記述において記載または予想されているものと大きく異なる可能性をもたらすその他の要因に関する詳細情報は、2024年10月31日に終了した会計四半期に関するForm 10-Q内の「リスク要因」の項目およびその他の部分、ならびにSnowflakeが随時証券取引委員会に提出するその他の書類や報告書に記載されています。さらに、SnowflakeおよびDatavoloは、非常に競争が激しく急速に変化する環境で事業を展開しており、新たなリスクが随時生じる可能性があります。当社がすべてのリスクを予測することは不可能であり、すべての要因が当社の事業や買収に与える影響、あるいは特定の要因や複数の要因が組み合わさることで、将来の見通しに関する記述に記載されている当社が行う内容と実際の結果や成果が大きく異なる可能性について、正確に評価することもできません。将来の見通しに関する記述は、初回記述日の時点に限った記述であり、かかる記述の時点で入手可能な情報に、および/または経営陣がかかる時点で抱いていた誠実な信念に基づいています。法律で義務付けられている場合を除き、Snowflakeには、かかる将来の見通しに関する記述を、記述日以降に発生する出来事や存在する状況を反映するために更新する義務または意図は、一切ありません。
詳細情報
- SnowflakeとDatavoloについてはこちらをご覧ください。
- 最新のデータエンジニアリング手法を構築する方法については、Snowflake’s Essential Guide to Data Engineeringをご覧ください。
- Snowflakeがデータエンジニアリングワークロードに最適なプラットフォームである理由については、こちらをご覧ください。
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Snowflakeについて
Snowflakeは、シンプルかつ効率的で信頼性の高いエンタープライズAIを実現します。Snowflakeのデータクラウドは、世界最大規模の数百の企業を含む世界中の数多くのお客様に利用されており、データ共有、AI/機械学習アプリケーションの構築、ビジネスの強化に貢献しています。これからは、エンタープライズAIの時代です。詳しくは、snowflake.com/ja/(ニューヨーク証券取引所:SNOW)をご覧ください。
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Snowflake合同会社
PR担当 山中[email protected]