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SnowflakeによるGenesis Computingへの投資により、AIデータクラウドで自律型エージェントのデータワーカーの利用が可能に

McKinseyによると、生成AIはエンタープライズテクノロジーにおける4つの主要なシフトを推進するとのことです。その1つとして、ワークフローを自動化してリアルタイムでインサイトを獲得する自律型AIデータエージェントの台頭があります。このエージェントは、ワークパターンの変革、ITアーキテクチャの最適化、組織構造の再構築により、意思決定の強化と運用コストの削減を実現します。企業はこれらの機能を採用することで、大幅な生産性向上を実現し、新たな競争優位性を生み出すことができます。

本日、SnowflakeはGenesis Computingへの投資を発表します。同社は、Snowflake上でネイティブに構築されたプラットフォームを提供します。このプラットフォームにより、技術系ユーザーと非技術系ユーザーの両方が、ビジネスアナリスト、データエンジニア、データ運用チームのデータ中心タスクを自動化する、データエージェントを作成できるようになります。

Genesisは、AIデータクラウドでネイティブに動作するこうした自律型データエージェントを「Genbot」と呼んでいます。企業ドキュメントやデータにセキュアにアクセスするGenbotは、Eメール、G Suite、Jira、Teams、Slackなどのコラボレーションツールとシームレスに統合できます。また、人間や他のボットと連携して生産性を高め、新たなインサイトを解放して企業がデータからより多くの価値を抽出できるようにします。

Genesisは、Matt GlickmanとJustin Langsethという、2人のSnowflakeの元幹部によって設立されました。Genesisは、Snowflake上でネイティブに実行するように構築されました。私たちは、GenesisがSnowflakeのスケーラブルなクラウドアーキテクチャとSnowflakeマーケットプレイスを介した何千もの企業へのほぼ即時のアクセスというAIデータクラウドのメリットに着目して、AIデータクラウド専用のアプリケーションを構築することに価値を見出したことを嬉しく思います。Genesisは使用量ベースの料金設定モデルを提供しており、SnowflakeユーザーはSnowflakeクレジットをGenesisの使用に適用できるため、より迅速でシンプルな導入が実現します。

Snowflakeの年次開発者カンファレンスであるBUILD 2024において、Genesisは、Snowflakeネイティブアプリフレームワーク統合とSnowparkコンテナサービス(現在、AWSで一般提供中、Microsoft Azureでパブリックプレビュー中)を使用して、数週間で最初のGenbotをローンチできたことを強調しました。 

 

これは、お客様が生成AIのメリットを最大限に活用できるようにするために、Snowflakeがいかにさまざまなツールや機能に投資しているかを示す一例です。AIデータクラウドはすでに、大規模言語モデルの展開や新たな生成AI駆動のアプリケーションの構築を容易にしていますが、さらに、Genesisによって、企業はデータライフサイクルを簡単に自動化できるようになりました。Matt、Justin、そしてGenesisチーム全体が、AIデータクラウドを活用して飛躍的な効率化と価値の解放をもたらす自律型データエージェントプラットフォームを構築するにあたって、私たちはサポートを提供できることを嬉しく思います。

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